ジェンソン・バトン、デビッド・クルサード、ラルフ・シューマッハ、ジャック・ビルヌーブの4人がマレーシアGP木曜日のFIA記者会見に出席し、質問に応じた。(↓長いよ)
Q:クルマに乗っているときとピットにいるときはどんな状態か、少し説明していただけますか?
デビッド・クルサード:サウナでエクササイズをやらなければならないようなものだよ。セックスでもしない限り、なぜみんなサウナで何かやりたがるのか分からないよ。
Q:誰か他の表現をしてくれますか?
ジェンソン・バトン:ストレートでは息をすることさえも難しいし、ここはとても湿気が多いから、タフだよ。肺にちゃんと空気を入れようとするのが、とても難しい。本当に本当に大気が熱いんだよ。
Q:そうですね、ドライバーはよく、気分が悪くなったり、打撲したりしても、それを全て忘れ、熱気の方を感じるといいますね。ラルフ、それは本当ですか?
ラルフ・シューマッハ:分からないね。状況によるよ。ここでレースをするのが難しいクルマに乗って、タフだった年もあるし、すごく簡単だった年もある。だから、全体のパッケージによると思う。よく走るクルマがあれば、 大した問題ではない。でも、クルマの中ではやることがたくさんあるから、普通は問題だね。
ジャック・ビルヌーブ:他には、たくさん汗をかくから、脱水症状をおこし、レースの後半にはそのせいで、たくさんの能力を失い始めるんだ。
Q:クルマでドリンクを飲もうとしたことはありますか?
ビルヌーブ:普通はクルマで5種類のドリンクを500リットル飲むよ。
バトン:僕たちはもっと多いね。1リットル飲むんだ。
ラルフ:僕たちは少ないよ。
クルサード:400ミリリットル飲むよ。
Q:引き続きドリンクに関してですが、去年アロンソと確かハイドフェルドだと思うのですが、彼らは レース中ずっと何も飲まずにいました。それは可能なことですが、何も飲まずにレースをすると、どれくらいハードなのでしょうか?
バトン:彼が優勝したのは知っているが、それほど良くなかったよね。レースの後はどうだった? 絶対にレース前とレース中はドリンクがいる。普通、レースのある朝は5リットルくらい飲むよ。大きな違いが出るんだ。数年前はここで何も飲まなかったから、すごい脱水症状を起こしてしまって、クルマの中で震えがきて寒くなった。それから視界を失い始めたんだ。水分をとる方がずっといいよ。
クルサード:そうだね、
ジャックが言ったことは正しいし、物理療法の何かで一旦体内のある量の水分を失い始めると、人は何パーセントか衰えるという数字が出ている。だから確実にパフォーマンスを失ってしまう。反応が鋭敏でなくなるし、脱水で精神的な能力も落ちてくる。そして、戦えなくなる。レースでは集中しているから、乗り切れるけど、普通の生活では病院に運び込まれるよ。僕たちは冷たいタオルと水を1杯もらうだけだよね。それで君たちは、「ああ、自分のお金では何もしないんだ」と思うんだ。
Q:デビッド、あなたは10グリッド降格しますが、自分の落ち度ではありませんね。これらのルールはFIAによって再検討される頃ではありませんか?
クルサード:そうだね、でも今週、僕がペナルティを受けたからではないよ。できるだけ、このハンディキャップをなくすべきだと、ずっと言ってきた。これは最速のクルマについてもそうだ。個々のグランプリの週末に一番いい仕事をした人なんだから。明らかにこのペナルティは、上位グリッドのドライバーたちと、中団グリッドのドライバーたちとで、同じではない。もちろん、彼らはそんなにひどく苦戦はしない。もし、僕がチェッカーフラッグの前で止まっていたら、ここでペナルティを受けることは絶対なかっただろうし、 それはクルマやチームにやってほしくないことの1つでもある。だから、絶対に予選方式には改善点があると思うし、週末を通して全体的に可能な限りベストなショーを見せるために改良し続けることができると思う。
Q:これはバトンにたずねます。F1に参戦して6年です。まだ勝っていません。今年は素晴しいクルマがありますね。初戦が終わってチャンピオンシップの点から、今年のチャンスについてどう思いますか?
バトン:バーレーンに入るときに思ったことと同じだ。勝つことのできるクルマとチームがある。だから同じだよ。F1ではすでに言った理由に加え、いつものようにたくさんの競争相手がいるから、これまでパーフェクトなレースはなかったが、そのほとんどが素晴しく、信頼性のあるクルマに恵まれたから、今、ここではいいポジションにいる。だから、そうだね、今度のレースと残りのシーズンは楽しみだ。簡単ではないが、絶対にチャンスはあるはずだ。
Q:自分で今年は殻を破れると思いますか?
バトン:それが目標だ。そう、今、言った通りだよ。勝てるクルマがあると思っているから、勝てたら、明らかにそれが結果だ。
Q:
ジャック、今週末はシャシーの点から見て、どのようになるか教えてもらえますか?
ビルヌーブ:そうだね、ルールでマイレージがとても限られている。だから難しいよ。間違ったセットアップでスタートすれば、たいてい残りの週末はそのままなんだ。だから多くは最初の数ラップを、どうスタートするかによるだろう。バーレーンでは思ったよりずっと涼しかったから、少なくとも僕に関してはタイヤの温まりが悪く、予選で問題となった。ここではそれはないから、かなりうまくいくと思うよ。
ジャック、ロバート・クビカは金曜日コンペティティブでずっと、いいポジションにいました。他のチームも、いいポジションにいると思うのは間違っていましたか?
ビルヌーブ:僕たちの前にいる、ほとんどのチームは金曜の朝、サードカーを走らせていないからね。
クルサード:サードカーに関して混乱してしまうのは、7セットもタイヤを使い、最高の速度で走ることができることだと思う。それに制限がない。
ジャックはそのことを言ったと思う。僕たちのエンジンのマイレージ制限は金曜日に11周、土曜日予選前に17周許されている。レース2戦で1つのエンジンを使うというレギュレーションの影響で、フェラーリには信頼性がある。彼らがもっといい仕事をすれば、僕達はもっと長く走ることができると理解している。しかし、現状ではレギュレーションはトラックタイムを制限しているということを僕は言いたい。レースの週末にやってくる全ての人々の目的は、明らかにそこでクルマを見て、セットアップの時間を得ることだ。それはレギュレーションの変更の範囲内で、ショーをもっと向上させ、アドバンテージを奪われるよりも、みんなにとっていい方向にもっていくために、他にできることがあると思う。
Q:多分、それは新レギュレーションではシーズンの序盤だけのことで、去年を見てみればV10の信頼性は驚くべきものでしたね。
クルサード:全くその通りだ。しかし、またいろいろなチームが2つの週末で走行距離を決めるだろうし、それは誰だか分かっている。
ビルヌーブ:また新しい予選では、より多くのラップを走る。金曜日には走らないラップだ。だからこの前のレースでは僕は金曜に6周か8周、土曜日に14周走ったと思う。レースの準備には十分じゃないし、シーズン中、もっとラップを重ねたいと思う。このままじゃ、レースドライバーは少ないラップしか走らず、サードドライバーに頼ることに慣れてしまうんじゃないかな。それはF1の進むべき方向ではないし、もし、みんながサードドライバーを見に来るようになれば、僕たちは金曜日にはコースにさえ来なくなるだろう。
Q:その点でドライバーはフライデードライバーを採用するより、自分でコースに出てサードカーなしで走る方を選びますか?
クルサード:そうだね、ドライバーが自分の走りを見せる機会を失おうとは思わないよ。去年BARはチャンピオンシップで2位になったからサードカーが使えなかったが、今年は使える。しかし、去年マクラーレンはサードカーを使った。それはルールの意図から外れている。レギュレーションは結局、変わるからそれでいいなんていうよりも、オリジナルのルールに順応できるよう、十分にフレキシブルであるべきだ。全てを混乱させているよ。僕たちは2つのエンジンルールとコース上でのラップ数を制限されている。もし、制限がなかったら、絶対に僕はトラックにいるし、他のドライバーも同じだと思うよ。
Q:ラルフ、それについてあなたはどう思いますか?
ラルフ:正直にいうと、特に考えていない。今はルールのことを考えるより、他にやることがあるからね
Q:確かに今はサードカーのセットアップが要りませんね。
ラルフ:デビッドが言ったことは、いい意味でF1にステップアップする若いドライバーにチャンスを与えるということで、その通りだし、有利になるね。経験を得ることはいいことだし、たくさんいい理由はあるよ。
Q:ジェンソン、去年あなたがウィリアムズに行くことは疑いの余地がありませんでした。冬のテストと初戦が終わってから、あなたの意見は少し変わりましたか?
バトン:今年、僕はHondaにいる。彼らはいい仕事をしているし、先週末はうまくいっているように見えた。だけど、まだ1レースだ。シーズンの残りがどうなるか、見てみなければならない。
Q:デビッド、あなたの長い経験の中で、この10年あるいは12年のうちでで、一番いい予選方式はどれですか?
クルサード:若ぶってもダメだよ。君だって昔からいるんだろ?(笑) 今度の新方式にはたくさんエキサイティングなことがあると思うし、本当にとても忙しいよ。初戦前はいろいろな信頼性の問題で、このフォーマットをやってみる時間がなかった。だから、セッションが速く展開したのは、かなり驚きだったよ。それからラルフが言ったように、最初のスティントの終盤で出て行くと、前に10台もクルマがいるんだ。レッドライトがついて、ラップを得るのがとても難しくなった。それが興奮を生み出すし、何台かのクルマはクリアなコースを走れずに時々、脱落していく。最後は競えなかったけど、みんな10周もクルマが走っているのを見るのは、すぐに飽きると思うよ。次のレースで使えるマイレージを消費するけど、どうやってショーに加えるかが分からない。僕にとって予選というのは、与えられた日に最速のクルマ、ドライバー、タイヤ、エンジンとのコンビネーションを見ることだ。
今年はモナコから出てきて、一番速いラップを刻むのを見られることが気に入っている。君も知っているように、今は11位のクルマは少ない燃料で、ポールポジションを獲ったクルマは30kg載せるから、どれだけ積む燃料を選んでも、予選では11位のクルマより遅い。それに千人の人に聞けば千通りの意見がある。ラストランまでに築き上げるようなものだから、昔の4ラップ方式が未だに好きだし、ほとんどの週末、どれが一番速いクルマかが見られる。しかし、いつも典型的に最前列にもっとも速いパッケージ、最後尾にはもっとも遅いパッケージが並ぶということも受け入れているよ。あまりレースは見ていなかったんだね。
F1Live.comより本文にまったく関係ないことでアレなんだけどジャックの彼女やっぱり変わったみたい。